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ネヴィス・デュー(NEVIS DEW)をコーヒーに入れてアイリッシュコーヒー風に頂いてみました

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さて、今回はスコッチウイスキーでも価格的には格安の部類に入るブレンディッドウイスキー「ネヴィス・デュー(NEVIS DEW)」をご紹介します。お正月前後で少しウイスキーを買いすぎたため、晩酌用として格安ウイスキーを探した結果、今回は「ネヴィス・デュー(NEVIS DEW)」を選択したました。





ネヴィス・デュー(NEVIS DEW)のご紹介

ネヴィス・デュー(NEVIS DEW)の製造元であるベン・ネヴィス蒸溜所は、実は日本にも関係があります。場所はハイランド地方フォートウイリアム地区の最も古い公認蒸溜所の一つであり、1825年に創業され、1989年からニッカウヰスキーが所有しています。実は日本の資本が入った蒸留所の一つでベン・ネヴィス蒸留所から出されているブレンデッドウイスキーとなります。


実はこのウイスキーも「ベン・ネヴィス」として売られていましたが、シングルモルトと同じ商品名で紛らわしいという理由で、今の名前、ネヴィス・デュー(NEVIS DEW)に改められたそうです。

中身はシングルモルトとブレンディッドで全然別物ですが、同じ名前だと間違えて買ってしまうとショックも大きいですしね。ニッカのHPにもベン・ネヴィス蒸留所のことが記載されたページがありますのであわせてご紹介しておきます。リンクはこちらからどうぞ。

ただし、今回ご紹介しているウイスキーは「ネヴィス・デュー(NEVIS DEW)」であり、ベン・ネヴィスとは別物であることはご注意ください。

テイスティング

さてテイスティングですが、最初に一口だけそのまま頂いてみました。
1,000~1,500程度で購入できますが、口に当ててみてもあまりアルコールのツンとした刺激はありません。色は若干赤身が強いアンバー色です。


香りは少し甘くナシのような香りと蜂蜜の香りぐらいが若干あるかな?ぐらいでピート香は皆無。とても飲みやすいウイスキーですが、印象は薄いです。鼻に抜ける感じも少なく、余韻もそんなにない感じがします。
呑みやすいウイスキーですが、印象に残らないので面白味はないですね。

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食中酒としてはどうか

今回は安くてごはんと一緒に飲んでも食事の邪魔をしないウイスキーを探してました。ごはんを頂くときは、いつもウイスキーをソーダで割って頂いてますので、いつも通りハイボールで飲んでみましたが、こちらは炭酸が入ることですっきりとした香りが感じられます。口当たりはスムースで少し甘めですが、余韻も長くないので、日本食でもがっつりお肉でも合います。

価格も手ごろですし、飲み口もスムース、ごはんと一緒に頂く分には問題なさそうです。

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コーヒーに入れてみた


ネヴィス・デュー(NEVIS DEW)を飲んでみて、あまり食事などの邪魔をしないことからカクテルベースでも使えるウイスキーだと思います。

少し考えてみて、、、コーヒーに入れてもコーヒー本来の香りは邪魔することなく、ウイスキーを入れることで甘い香りをプラスして頂けるのでは、、、と、思いコーピーに入れてみました。

ウイスキーとコーヒーのカクテルといえば『アイリッシュコーヒー』です。
『アイリッシコーヒー』はアイルランドで作られるアイリッシュウイスキーとコーヒー、生クリームで作る甘いカクテルです。本当は生クリームも入れてみたかったのですが、コーヒーを煎れたあと、そのままウイスキーをハーフショット入れてみました。

■材料
  • 淹れたてのコーヒー(少し冷まします):180cc
  • ウイスキー:15cc



結果は正解!!。コーヒーの香りは邪魔することなく、ウイスキーの香りを少しプラスすることができました。↓の写真はそのままロックグラスにコーヒーを入れてしまうという体たらくさを出してしまっていますが、耐熱性の透明なグラスがあると雰囲気もでてくると思います。

勿論、砂糖と生クリームを入れて本格的なアイリッシュコーヒーもお勧めできるウイスキーだと思います。

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まとめ

今回ご紹介したネヴィス・デュー(NEVIS DEW)は香りや余韻が薄いのでカクテルベースで使用できるウイスキーだと思います。ウイスキー本来の香りや味を楽しむのであれば濃いめの水割りかハイボールが香りが分かり、飲みやすいと思います。あまりストレートで頂くものではないかも。。。。


簡単ですが、私の独断と偏見での評価を入れています。ご参考までに。(5段階)
香り
Fruity 1
ボディ
Light 2
コスパ
Cost 3
お勧め
Rec 2


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Posted bywhiskydiary