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ジョニーウォーカー「金」の次に飲んでみる、リッチで洗練された味わい「ジョニー・ウォーカープラチナム」

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whiskydiary



昨年、ジョニ緑、そしてジョニ金をご紹介しましたが、今回は『金の次はコレっ!!』ということで「ジョニー・ウォーカープラチナム」についてご紹介します。

「金の次はプラチナ」ということで通常だと最上位にあたるプラチナ。しかしジョニーウォーカーでは一番上には「青」が控えています。

Amazonでは「緑」と「金」では金額差はそこまで大きくなく、どちらも4,000円代で購入可能です。公式HPでは緑の次に金となってますので、「金」の方が順番としては上なんでしょう。。。

そして「金」の上の「プラチナ」ですが、Amazonですと約7,000円程度で購入可能です。

次は「青」がほしいところですが、実売価格だと14,000程度しますので、すぐには手が出ないですね。チャンスがあれば購入したいところですが、へそくりがないと厳しい状況です。






ジョニー・ウォーカープラチナムについて

ジョニーウオーカグラス6

「ジョニー・ウォーカープラチナム」ですが実は昨年、「ジョニー・ウォーカー18年」とラベルが変わっています。

「じゃあ、ジョニ金」はというと、特に変更はありませんし、年数表記もありません。

年数表記ありは「黒12年、緑15年、プラチナ18年」。

年数表記なしは「赤、金、青」ということでしょう。他にダブルブラックも表記としてはありません。

他にも「アメリカンオーク 10年」や「ワインカスクブレンド」などもありましたが、こちらも年数があるものと、ないものが存在していました。

ウイスキーも長ければ良いという訳ではありませんので、ブレンダーの方の腕でブレンディングされて最高の状態で世に出てきていると信じています。



ジョニーウオーカグラス2

ちなみに今回のプラチナムは「ジョニーウォーカー プラチナムラベル 18年 ギフトBOX 700ml グラスセット」というもので2017年に購入したものです。

イタリア製のテイスティンググラスがセットでしたが、このグラスが非常に使い勝手の良いグラスです。

チューリップのような少し口の狭い形状になっており、足も長く見た目もGood。テイスティングの際も香りが集まりやすく非常に重宝しております。これは本当に良い買い物でした。

ちなみに「ジョニーウォーカー プラチナムラベル 18年 ギフトBOX 700ml グラスセット」は税込み:6,652円でした。



金とプラチナの比較

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私は良くAmazonでウイスキーを購入するのですが、黒、緑、金、プラチナの4つの金額について下記に記載してみました。

赤と青はありませんが、2019年10月頃の購入価格です。ご参考まで。

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  • 黒:2,080円
  • 緑:4,181円
  • 金:3,854円
  • プラチナ:6,652円


JohnnieWalker_map.jpg

公式HPの資料を見ると、「ジョニー・ウォーカーゴールドラベルリザーブ」と「ジョニー・ウォーカープラチナム」はリッチ(Rich)度ではプラチナムが上の位置にいます。

また、スモーキーも少なく、ピートの効いた原酒の割合は非常に少ないウイスキーだと思います。スモーキーさがない訳ではなく、微かに香りを感じることができますが、黒や緑と比べるとかなりスモーキーさは少ないですね。

瓶の大きさですが、金と比べて少しだけ高さがあります。です。
キャップは「金」も「プラチナ」もコルクキャップですので高級感があります。瓶の底のガラスの厚みは「プラチナ」の方が厚みがあり、重厚感がありますね。

続いてウイスキーの色ですが、こちらは「金」と「プラチナ」とも琥珀色ですが、濃さに大きな差はありません。若干、「プラチナム」の方が濃い色をしていると思います。ですね。
「プラチナム」は少し赤みがかった感じです。超熟なウイスキーが使用されているので色の濃さにでているようです。



まずはストレートで

P_20191011_195001_R.jpg

早速、ストレートで頂いてみます。
香りはバニラ、フルーツ、そしてキャラメルなど、複雑な味わいを感じます。
甘めのウイスキーですが、ほんの微かにスモーキーな香りも漂ってきます。「金」と比べると甘い香りにフルーツも感じますが、その中に微かなスモーキーさもあり、重厚で複雑な感じです。


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色は琥珀色。少し黄色がかっていますが、写真がボケてますね。色味も少し暗くなってました。これは写真が悪いですが、これしかなかったです。すいません。

味わいはクリーミィでかつスムース。アルコールの刺激は皆無、スムースな飲み口ですが、繊細な味わいだと思います。

「プラチナ」は繊細な香りを愉しみのであれば「ストレート」が良いですね。ちょっと特別な日に少しづつ頂くぐらいがちょうどよいウイスキーだと思います。



次にハイボール



さて、続けて私の大好きなハイボールです。
今回もウイスキーと炭酸水を1:3で頂いてみます。私の中では濃いめのハイボールになりますが、前々回の「緑」は1:3ぐらいがちょうどよかったので、今回は最初から1:3で頂いてみます。

ハイボールだと香りは薄れてしまいます。ちょっと贅沢なハイボールですが、これはちょっと勿体ない感じがします。

「プラチナ」の繊細な香りが薄れてしまうので、良さが無くなってしまいます。

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味わいは原酒として「カーデュ」、「グレンエルギン」、「オスロイスク」を使用しており、甘さの中にフローラルさもあり、18年熟成ウイスキーのおかげでとても喉越しも良く、スルスルと飲めてしまいます。いや、ガブガブと飲めてしまうので、やはり勿体ないですね。

ハイボールでも食中酒ではなく、食後にゆっくりと味わいたいですね。まさにプレミアムなハイボールを飲みたい方は是非!


最後にロックで

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最後にロックです!。
ロックにすると味わいに変化が現れます。まずはバニラ、フルーツ香りが立ち昇り、その後、ハチミツの甘い香りが続きます。

少し時間が経つとナッツやフローラルな香りが立ち昇ります。

加水が進むとピートの煙たさとハチミツの甘味が広がります。

アイラ系が好きな方にはちょっと、インパクトは弱いですが、加水が進むことで色々な香りの変化を愉しむことができます。


まとめ

ジョニーウォーカーの中では上位に位置する「プラチナ」ですが、18年物の原酒を使用したブレンディッドウイスキーとしてはかなりコスパの良いウイスキーだと思います。

「黒」や「緑」、そして「金」と比べてもスモーキーさはかなり落ち着いています
その中で「バニラ香り」、「エステルの香り」、「ナッツの香り」、「微かなスモーキな香り」など複雑で繊細な部分は日本人にも合う香り、味わいだと思います

18年物のブレンディッドウイスキーとしてはバランタイン17年と比較してもいい勝負だと思います。

そう考えると、山崎NAが7,000円~8,000円ぐらいで取引されている実情を考えるとスコッチウイスキーの方がコスパは断然いいですよね。

2019年3月末でニッカウイスキーの「竹鶴17年」、「竹鶴21年」も終売となってしまいましたので、余計に海外のウイスキーの方が、安定して購入できるので安心ですね。

早く国内のウイスキーの供給量が落ち着くことを祈っております。


簡単ですが、私の独断と偏見での評価を入れています。ご参考までに。(5段階)
香り
Fruity 4
ボディ
Rich 5
コスパ
Cost 4
お勧め
Rec 5


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Posted bywhiskydiary