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2019年正月に定価購入した響 JH(JAPANESE HARMONY)開けてみた。

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whiskydiary
多くの公立高校は3月1日が卒業式だったと思います。私事ですが、高校に通う子供が本日卒業式でしたので(日曜日に卒業式は珍しい、親としては助かりますが)、人生の門手を祝い、ちょっと良いウイスキーを開けてみました。

とは言いつつも、そんなに良いウイスキーを購入できる費用も持ち合わせてはいないため、正月にたまたま定価で買った響JH(JAPANESE HARMONY)を開けてみました。




サントリー響 定価購入

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サントリー響ですが、すでに響12年はラインナップがら姿を消し、響17年は2018年9月で休止となっています。響17年の代わりに「響 ブレンダーズチョイス」という商品が市場に投入されていますが年代表記は無くなっています。

「響 ブレンダーズチョイス」は定価10,000円ですが、2019年3月現在、13,000円から14,000円程度で流通していますね。

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原酒不足のため、2014年から響もNA(NON AGE)製品が投入されており、NA製品が「響JAPANESE HARMONY」になります。こちらは定価5,000円で販売されておりますが、2019年3月現在、7,000円から9,000円程度で流通しています。こちらもちょっとお高めですね。



響JAPANESE HARMONYすら中々、定価で目にすることがなかったのですが、2018年年末からなぜか、ディススカウントストアやスーパー、はてはドラッグストアで定価販売されているという情報がツイッタなどで飛び交っていました。

お正月1月2日、情報を頼りに近所のドラッグストアに行ってみると響JAPANESE HARMONYが4,980円(税別)で販売されていましたので持ち金全てを投入し勢いで購入しちゃいました。

年末にサントリー山崎NA、白州NA、ニッカウヰスキー余市NAなど定価で販売されており、こちらも勢いで購入していたため(2018年に購入したウイスキー一覧はこちら)、かなりの出費となりましたが、響JAPANESE HARMONYは飲んだことが無かったため、購入に踏み切りました。


ストレートの感想

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購入してから2か月程、自宅パントリーの暗闇の中で寝かせていましたが、久しぶりに暗闇の中から取り出してみましたが、重さが1.36 Kgありますので意外とずっしりしています。

サントリーウイスキー響は「日本の四季、日本人の繊細な感性、日本の匠の技を結集したウイスキー」というコンセプトを体現した製品であり、「響」ブランドならではの24節気を表した24面カットのボトルデザインがとても目を引きます。

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ボトルキャップも重厚でガラスキャップにも「響」の文字が刻まれていてとても凝ったデザインです(これはかっこいいですね)。


さっそくワンショット(30ml)をグラスに注いでみます。

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色は少し薄めのゴールト。香りは軽く、若干アルコール匂も香り立ちますが、ドライでウッディな香りと穀物や植物を感じさせる香りが立ちます。

山崎NAのようなフルティーな感じをイメージしていましたが、全体的にはフローラルな感じで植物や花、ウッディな香りの後にハチミツの甘さを少し感じる程度の香りだと思います。




口に含むと、アーモンドのような味の後にハチミツのような香りとともに、レーズンの華やかさが漂ってきます。味わいは甘くてまろやかですが、アルコールの刺激は少しだけあります。しかし、ノンエイジとしては比較的少ない感じです。

加水してみましたが、スコッチウイスキーのように香りが開くことがなく、味の変化もさほどありませんでした。ここは個人差もあると思いますが私は大きな変化を感じ取ることができなかったですね。。。


ハイボールとロック

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私はハイボールが好きで晩酌はハイボールですので響JAPANESE HARMONYもハイボールにしてみました。

しかし、これは大失敗でした。

ストレートだと、フローラル、ハチミツの香りも感じていましたが、炭酸で割ると香りが立つと思っていましたが、まったく逆で香りが消えてしまいました。

また余韻も無くなり、かなり薄味のハイボールになってしまい、これは勿体ないことをしてしまったと後悔しております。

ただし、私はいつもウイスキー30mlに炭酸120ml(場合によっては150ml)と薄めでハイボールを作るので、響ハイボールを1:3程度で作れば印象が変わるかもしれません。




次にロックで頂いてみましたが、こちらは全体的に味わいは甘くてまろやか。余韻もあり、鼻から抜けるフローラルな香りとハチミツを感じさせる甘さが口に残ります。

もう少し色々な風味があると思いますが、いかんせんバカ舌なので、なかなか、変化を感じ取ることができないですね。。。まだまだ、勉強が必要ですね。

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個人的にはハイボールはNG。

ロックで味の変化を楽しむのはありだと思いますが、ストレートが響の繊細な香りを一番わかるような気がします。


まとめ

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響JH(JAPANESE HARMONY)ですが、いっきにストレート、ハイボール、ロックと試してみましたが、お勧めはストレートでしょう。

ハイボール好きですが、響JHのハイボールはお勧めしません。香りが繊細ですので、ハイボールだと繊細な香りが感じにくいと思います。1,000円台のスコッチやジャパニーズの方がハイボールには良く合いますし、カンディアンもライ麦、トウモロコシベースですが、香ばしさが立つのでハイボールで飲んでいます。

今回、運よく定価で響JH(JAPANESE HARMONY)を購入できましたが、大好きなハイボールで頂く機会はなさそうなので、ストレートかロックで週末、チビチビ飲みたいと思います。少し時間を置いて香りの変化も感じてみたいですね。

ここ最近スモーキーなテイストに好みが変化しているので、ジャパニーズのような繊細なテイストのウイスキーだとうまく香りや味を表現できないので、もっと、色々なウイスキーを飲んでみたいですね。ただし、お金があればの話ですが。。。

2019年3月でもたまに響JHや響BCが定価で売られているようですので皆さんもお近くのディスカウントストアやスーパー、ブラッグストア(意外に売ってます)など探してみては如何でしょうか。


簡単ですが、私の独断と偏見での評価を入れています。ご参考までに。(5段階)
香り
Fruity 2
ボディ
Rich 3
コスパ
Cost 2
お勧め
Rec 2


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Posted bywhiskydiary