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「サントリー白州蒸留所見学・有料ツアー参加」お土産に限定モルトウイスキーもゲット!!

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2019年のゴールデンウイークは10日間の連休を取得できた方も多いと思います。私もこのブログを書いている時点では会社からの呼び出しもなくゴールデンウイーク終盤を自宅でのほほんと過ごしています。

今回のブログでは2019年4月27(土)~2019年5月1日(水)まで東京~山梨~長野~埼玉~東京をレンタカーで巡り、途中、サントリー白州蒸留所に立ち寄ってきたので、サントリー白州蒸留所までの旅行について記載しています。

サントリー白州蒸留所には初めて伺いましたが自然豊かな環境で空気も水も美味しく、この地で作られるウイスキーが美味しい理由がよく分かりました。

サントリー白州蒸留所、いや~~、行ってみてとても良かったです。皆さんも機会があれば是非!!








福岡~東京への道

今回の旅行はJALマイルの有効期限がそろそろ切れそうなマイルが出てきたので、マイルを使って旅行に行こう!ということになりました。計4名での移動となり、しかもゴールデンウイークでの旅行、マイルでのチケットは検索してもなかなか空きがない状況でしたが、福岡~東京便はマイルでの取得が可能でしたので東京への移動を中心に旅行プランを検討しました。

飛行機の手配は3月早々に手配を完了しましたが、帰福の便に空きがなかったため、帰福便のみClass Jで手配を完了。

結果、マイルは1名辺り17,000マイルとすこしお高くなってしまいましたが、それはこの時期だから仕方がないと割り切っております。



次に問題となったのが宿泊先。

計4名ですが4泊5日の旅なので全部宿泊すると当方の家計が破綻すること間違いなし!!。

宿泊は割り切って車中泊として、1日だけホテルか旅館での宿泊としました。まあ、春先だし、車中泊でも大丈夫だろうと、考えてましたが、ちょっと読みが甘かったですね。。。それは後程、説明します。

2019年4月27日、午後に福岡空港に移動し、15:00の便で東京に向かいます。

手荷物には4日分の着替え一式と別にダンボールで寝袋4つも無理くり詰め込み手続き完了。飛行機に乗り込みます。


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雲は多いですが、東京へ移動します。


レンタカーゲット

JAL便ですので羽田第一ターミナルに到着後、出口付近にある、日産レンタカーの窓口に向かいます。

事前に会員登録(23ボーナスクラブ)に登録したのち、今回は車中泊のため、W6サイズのエルグランドを手配しました。

5日間のレンタルで60,000円ちょっとでした。ゴールデンウイークでホテルに泊まることを考えると安いものです。

20190427_日産レンタカーエルグランド

羽田空港から大井町まで移動します。車は大井町営業所にありますのでこちらでレンタカーの受付を実施します。

20190427_羽田空港→日産レンタカー大井町_R

23ボーナスクラブ登録時に事前説明書のダウンロードも実施していたので、事前説明は無し。免許書のコピーと傷の確認をしたのち、すぐに出発となりました。(5分程度でしょうか)

レンタカーを借りて最初の目的地である、東京スカイツリーへ移動します。久方ぶりの東京都市高を運転するのでちょっと緊張します。


東京スカイツリー


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天望デッキ(350m) + 東京スカイツリー天望回廊(450m)のチケットは数日前にWeb予約しておりましたので、当日券販売の列を横目に見ながらチケットを入手します。

夕方18:00過ぎに東京スカイツリーに到着しましたが当日券販売の列は100人ぐらい並んでましたので夜景目当ての方も多かったようです。

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チケットを握りしめてエレベータに向かいます。
とりあえず634mが分かるオブジェをパシャリ。


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まずは350mの展望台に向かいます。約1分(50秒!!)で350m上まで登ります。もう19:00前ですが外はすでに夜景モード。東京は夕暮れの時間が早いですね。福岡だとまだ明るい時間帯ですが。。。

東京スカイツリーから望む東京タワーの写真をパシャリ。携帯の写真ですのでこれぐらいが限界です。

次に450mに位置する展望回廊に向かいます。こちらもエレベータで登ります。

350mの展望台と比べてもそこまで変化を感じなかったですね。特に夜景ですので高さが変わっても大きな変化を感じにくいと思います。

1時間半程度、東京の展望を楽しんだ後に下界におります。

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せっかくなので外に出て東京スカイツリーの全体をパシャリ。外から見るスカイツリーは綺麗ですね。

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旅行最初のごはんは東京スカイツリータウン・ソラマチにあるもんじゃ焼きの「だるま」さんでもんじゃを頂きました。定員さんが丁寧に焼いてくれるのでもんじゃ焼き初心者にはありがたいです。




本日の寝床へ

お腹も満たされたことですので寝床に向けて移動を開始します。

まだお風呂に入っていないので、東京都墨田区にある「御谷湯」に向かいます。こちらは東京都心ながら天然温泉で460円と手ごろな値段ですので、普通に温泉を楽しむだけでもお勧めです。

お風呂を頂いた後、高速で一路、本日の寝床である「双葉SA」へ向かいます。都市高から八王子JCTを抜けて中央道に入ります。

20190427_東京スカイツリー→談合坂SA_R

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中央道に入り途中、談合坂SAに立ち寄ります。こちらでラーメンとから揚げを4人でシェアして頂きました。深夜0時頃ですが、この時間に食べるラーメンは格別ですね。




東京を出発して約3時間、目的地となる「双葉SA」に到着します。時間はAM2時ぐらいでしょうか。

後部座席をフラットにして、福岡から持参した寝袋4つを広げます。1名は助手席で就寝。3名は後部座席で雑魚寝。後部座席は完全にフラットではないので、腰が痛い。けどここは我慢するしかありません。

しかも外はこの季節なのに0度。南アルプス麓なので寒いのは当然ですが、ちょっと予想外の寒さでしたね。明け方寒さで目が覚めました。睡眠時間3時間といったところでしょうか。

もっと厚めの寝袋を買っておけば、、、と後悔しましたが、残り3日間は暖かくなるのを信じてもう一度眠りに就きます。


サントリー白州工場へ行く前に

さてここからサントリー白州工場見学ですが、サントリー白州工場に行く前に注意点があります。

サントリー白州工場への入館は場内見学だけでも事前受付が必要です。(当日空きがあれば入場可能)

白州蒸留所ツアーなどの有料ツアーは事前に申し込みを実施しておかないと参加することができません。ゴールデンウイークや休祭日などは早めに申し込みをしていないと受付が終了してしまいますので、早めの予約をお勧めします

またアルコールを摂取する有料ツアーは複数回申し込みができませんので、「白州蒸留所ツアー」の後に「白州森香るハイボール体験」を申し込むことができませんので注意が必要です。

2019年5月時点で、サントリー白州工場の工場見学は下記があります。詳細はサントリーHPを参照ください。

  • 白州蒸溜所ツアー(有料)
  • THE STORY OF HAKUSHU ~シングルモルトウイスキー白州の物語~(有料)
  • 白州森香るハイボール体験(有料・製造工程見学なし)
  • 場内見学(無料・製造工程見学無し)
  • #世界に誇る水の山 南アルプスの天然水ガイドツアー(無料)
  • 「水と生きる」ワークショップ(無料)


サントリー白州工場

朝7時起床。
双葉SAには朝7時から開店しているパン屋さんがありますのでこちらで朝食のパンとホットコヒーをゲット。4人でパンを頂きます。特徴的なパンはありませんでしたが、どれも美味しかったですね。

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朝は快晴でしたので富士山の山肌も綺麗に見ることができました。こちらも1枚写真をパシャリ。携帯カメラでも何とか綺麗に撮ることができました。


20190428_双葉SA→白州蒸留所_R

AM8時過ぎ、ちょっと早めですが「双葉SA」から「サントリー白州蒸留所」に向けて移動を開始します。

ナビを信じてちょっと先になる「小渕沢IC」から下道におります。ここから20分程度で「サントリー白州蒸留所」に到着。

AM9時前に到着しましたが、警備員の方が駐車上まで誘導してくれました。まだ4,5台ぐらいしか車は止まっていません。開園は9:30ですのでしばし車の中で待機します。


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AM9:30。受付が開始されます。私は10:00から「白州蒸留所ツアー(有料)」ですので1名で受付。残り3名は「世界に誇る水の山 南アルプスの天然水ガイドツアー(無料)」に参加します。

ちゃんとドライバーが別にいることが確認されると受付カードをもらって中に入ることができました。


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少し森の中を歩きますが、案内板も工夫されており、お土産品の展示もされていました。天気も良かったので空の碧さと山々の澄んだ空気を楽しみながらツアー集合場所を目指します。


白州蒸溜所ツアー(有料)参加

少し早いですが9:50頃に集合場所に向かいました。すでに数人の方がイスに座って待っている状況です。

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緑のストラップは「飲んでよし」のサインらしく、アルコールの摂取が可能というマークらしいので試飲もOkと一目でわかるようです。


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待合スペースにあるミニ樽とミニポットスチルなどの写真を撮りながら出発を待つころ10分。案内係の方からイスに座るようにアナウンスがあります。ここからツアーのスタートです。


ウイスキーができるまで

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まずはウイスキーの種類について。
モルトウイスキー、グレーンウイスキー、ビール、焼酎の違いがわかる表を見ながら説明を聞きます。
この表、分かりやすいですね。ウイスキー作りでも途中まではビールや焼酎とほぼ一緒なんですね。
ここにワインとブランデーが入ると完璧です。


原材料

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続いて麦芽とピートについて説明を聞きました。
通常の麦芽とピーテッド麦芽と2つ置かれており、どちらも匂いを嗅ぐことができます。
通常の麦芽は本当に麦の香り、ピーテッド麦芽はまさに煙の香りですね。ピーテッド麦芽はボウモアなどを思い起こさせるスモーキーな香りがプンプンします。


仕込み

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続いて仕込みです。ここで麦芽が糖化され、甘い麦のジュースができます。まさに麦汁、ビールの素そのものですね。
この部屋は少し甘い香りが漂っています。まだアルコールと思われる香りは皆無です。


発酵

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続いて発酵です。仕込みで作った麦汁をアルコール分約7%の発酵液に変える工程です。発酵中の麦汁に酵母を加えると、アルコールと炭酸ガスに変わります。
写真ではわかりづらいのですが、3日目の麦汁の状態が窓越しに見ることができます。
この部屋は少し暖かく、ビールというよりも甘いジュースに少しアルコール臭も漂う空間でした。


蒸留

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続いてお待ちかねの蒸留です。ポットスチルがガラス越しに見ることができます。


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それぞれ形の違うポットスチルが10数基みることができます。
銅のオレンジ色の輝きが素晴らしいです。ガイドさんに聞けばよかったのですが、このポットスチルは比較的新しいと思いますので、稼働して何年ぐらい経っているのか?確認しておけばよかったです。
いったい、何年から稼働してるんだろう・・・。


熟成

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続いて熟成です。各種類の樽を見ることができます。
  • ホッグスヘッド。
  • パンチョ。
  • シェリー樽。
樽の形もそれぞれで、触ることもできます。各種樽の現物は初めて見ました。ちょっと感動。


貯蔵

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続いて貯蔵です。ここで3年以上樽の中で熟成されます。
日本では明確な規定がなかったと記憶していますが、スコッチウイスキーは最低3年間、樽での熟成と決められています。3年未満のウイスキーはスコッチウイスキーとは名乗ることができないです。

白州蒸留所では現在、約2万樽が保管されているそうです。どの程度の年代物が眠っているかわかりませんが、長期熟成されたウイスキーも眠っていることでしょう。

この部屋はすでにウイスキーの香りが漂ってきます。ガイドさん曰く、もう少し暖かい季節になるともっとウイスキー臭がするので、途中、気分が悪くなる方もいらっしゃるとのこと。私はこの部屋にずっと居たいと思う派です!

樽の熟成具合が分かるサンプルがありますが、熟成が進むと色も濃くなり、ウイスキーが蒸散して量も減っています。これがエンジェルズシェア(天使の分け前)というやつですね。

熟成庫を出るとバスに乗って、元の場所に戻ります。ここからお待ちかねの試飲タイム!!です。

試飲については別の記事に記載したいと思います。




白州蒸溜所のお土産

さて、旅行といえばお土産。
実は今回、白州蒸留所の他に安曇野、草津温泉、東京とレンタカーで回っており、その所々でお土産を購入しております。

安曇野では大王わさび農場安曇野ちひろ美術館も回り、お土産を購入しております。


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お土産全体の写真はこちら。
サントリー白州蒸留所のお土産は私ですが、他は奥さん含め家族のお土産ですね。


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「パスタスナック」「樽の廃材を使用したベーコンの燻製」です。
「パスタスナック」は【あまじょっぱい麦芽味】【燻しベーコン味】の2種類です。【燻しベーコン味】がお勧めですね。
「樽の廃材を使用したベーコンの燻製」と別に写真にはありませんが「チーズの燻製」も購入しています。両方ともお酒好きの方であればアテにもってこいの味付けです。ビールのおつまみにもとても合うと思います。


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樽の廃材を利用した「木製コースター」です。2個入り。
奥様にはあまり評判は宜しくありませんが、個人的にはインテリアにも使えると思いますのでダイニングに飾っています。(ほぼ毎日コースターとして使用してますのでインテリア要素は薄いのですが・・・。)


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山崎のロゴが入った「山崎ハイボールタンブラー」と「山崎12年ミニボトル(50ml)」です。
こちらは「山崎12年ミニボトル(50ml)」欲しさに思わず購入してしまいました。
夏になったらハイボール用として使用したいと思います。


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そしてこちらがお目当ての「白州蒸留所限定シングルモルトウイスキー(300ml)」です。
ネットでも情報が色々とでておりますが、限定品なのでよく品切れしているらしく、ここまで来て購入できないという事態は避けたいため、朝一番、白州蒸留所ツアーに参加する前に売店によって購入しました。
おひとり様1本までと注意書きがあります。奥さんにも参戦してもらい、2人で2本購入しました。まあ、奥様はまったく飲めませんので私専用となりますが、ありがたく頂きます。
300mlの小瓶ですが丸みを帯びたデザインにコルク栓となっています。まだ開けてないので開栓するのが楽しみです。


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白州蒸留所のお土産最後を飾るのが「テイスティンググラス」です。
テイスティンググラスのみとフタ付きと選べましたので、今回、フタ付きを購入しました。
15ml、30mlのを注いだ際にトワイスアップ(ウイスキーと水を1対1で割る)が簡単にできるように目印の線が入っています。また、フタを閉じることでウイスキーの香りを充満させて、香りを楽しむことができます。
こちらは小さくてかわいいと娘からも評判が良いです。食器棚に飾っていてもお洒落だと思います。


まとめ

サントリー白州蒸留所訪問記

九州からサントリー白州蒸留所に行くにはそれなりの準備とお金が必要となりますが、東京まで移動できれば電車で小渕沢まで2時間程度らしいので、どうにか日帰りで行ける距離ではあります。
しかし、ちょっとゆっくりしたい場合は1泊は必要でしょうか。

サントリー白州蒸留所には「南アルプスの天然水」の工場もありますのでウイスキー工場の見学の後に「南アルプスの天然水ガイドツアー」に参加することも可能です。こちらはプロジェクションマッピングを見ながら、「サントリー 南アルプスの天然水」がつくられる様子を見ることができます。

ウイスキー好きの方であれば一日楽しめる環境だと思いますので機会があれば是非、行ってほしい場所ですね。

ウイスキー蒸留所見学は「ニッカ余市工場」に次いで2か所目ですが、どちらもとても満足できる見学でした。作り手の考え方や思いがよく分かるので、また行ってみたいと思いますし、次回は違う蒸留所にも足を運んでみたいです。

※参照:「ニッカ余市工場」の記事はhttps://whiskydiary.com/blog-entry-56.html



シャトレーゼ白州工場も近いです

また、サントリー白州蒸留所から車で5分程度で「シャトレーゼ白州工場」があります。
私も「サントリー白州蒸留所」の後、奥様に運転を変わり、「シャトレーゼ白州工場」に伺いました。こちらも事前予約が必要ですので、伺う際はWebで予約してから訪問しましょう。

「シャトレーゼ白州工場」ではアイスクリームが食べ放題です。お土産も限定品がありますので是非、立ち寄ってほしいと思います。


旅行行程MAP

2019年4月山梨、長野、東京の旅_R

最後に今回の2019年4月27(土)~2019年5月1日(水) 東京~山梨~長野~埼玉~東京の旅の全工程についてアップしておきます。こちらは私の備忘録と旅の思い出と兼ねてUPしています。全運転時間17時間総距離820Kmの旅でした。


最後に

今回は長文となりましたが、最後までお読み頂きありがとうございました。
次回はウイスキーの試飲についてブログにアップしたいと思います。それでは!


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Posted bywhiskydiary