吉田茂、そして田中角栄も愛したウイスキー、オールドパー(OldParr)。次は「オールドパー12年(OldParr 12Years)」をご紹介
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whiskydiary
前回のブログからまた、3週間。
仕事が忙しい、、、という言い訳は無しにして、また期間が空いてしまいました。
今年も年間50本ブログを書く!とう目標を立てていますが早くも黄色信号点滅!
正直なところ、、、

主(バカ舌!)
ブログ書くの面倒くさぁ~い!!!

主(バカ舌!)
もう、年間30本に目標変更しようかな~
と、自分への甘さが見え隠れしてきましたが、まだ10か月あります。
内容はともかく、まずは目標達成に向け、すこしでも手を動かしてブログを完成させていきたいと思います。

と、いうことで今回は「オールドパー12年(OldParr 12Years)」 について記事に書いてみました。
前回はシルバーでしたが今回はゴールド。
「オールドパー12年(OldParr 12Years)」ですが、すでに残り1/4になってます。実は2020年2月12日に購入してまして、すでに毎晩、晩酌のお供になってます。
だいぶ呑んでいるので記憶が定かな内にブログを書きあげたいと思います。
「オールドパー12年」について
今回ご紹介する「オールドパー12年」ですが、前回のブログでもお伝えした通り、15世紀から17世紀にかけて152歳の⾧寿を全うし、英国史上最⾧寿といわれた伝説の人物「トーマス・パー」の愛称からつけられた名前です。
オールドパーのキーモルトとなるのはスペイサイドの2つの蒸留所になります。
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クラガンモア グレンダラン
2つの蒸留所のモルトウイスウキーが使用されていますが、メインの原酒はクラガンモア とのこと。
かつてはグレンダランのほうが配合比が高かったとも言われていますが、現在はクラガンモアの含有率が高いらしいです。
グレンダラン、クラガンモアともスペイサイドを代表するウイスキーであり、それぞれのオフィシャルボトルも流通しています。
ブレンディッドウイスキーとしてグレーンウイスキーも使用されていますが、今回ご紹介するオールドパー12年はグレーンウイスキーも勿論12年以上経過したものとなります。
「オールドパー」のボトル

「オールドパー」の特徴としてはまず目に入るビンのヒビ 。オールドパーのボトルにあしらわれた「クラックルパターン」と呼ばれるひび割れ模様は、ガラスのボトル以前に主流だった陶製ボトルをイメージしたものです。
と、上記コメントは前回のオールドパーシルバーの時に説明した内容となります。シルバーとゴールドは同じ瓶を使用しており、容量も750ml でちょっと得した気分を味わえます。
今回、伝えなければいけないことがあったのでオールドパーのボトルについて章を作っています。
伝えたいこと、それは、、、
です!

このブログを見ているかはすでにご存じだと思います。
しかし、どうしても伝えたかった。。。
オールドパーのボトルが斜めにしても絶対に倒れないようにデザインされていたので昔の方々は「事業や選挙で決して転ばない」と縁起を担いだようです。
私もやってみましたが、ボトルにたんまりとウイスキーが入った状態のほうがバランスがとりやすく 、すぐに安定します。
容量が減るに従って液面が揺れるたびに安定するまで時間が掛かるのでななめにボトルを立てることが困難になってきます。
もしオールドパーで斜めに立つボトルをお試しされる方は購入後速やかにお試しすることを強くお勧めします。(もしくは空っぽで)
まずはストレートで
それでは「オールドパー12年」を頂いてみます。
このブログを書いている時点ですでに1/4しか残ってませんがご容赦ください。
気持ちを改めてまずはストレートで頂いてみます。

ブレンデッドスコッチウイスキーに分類されますが、香りはかなり落ち着いた印象。
オレンジなどの柑橘系の香りと花のようなアロマがうっすらと現れますが、スモーキーさはかなり抑えられています。

ストレートで口につけてみると、アルコールの刺激もなくスムース。甘さもありますが、最後に微かにスモーキーさがあり、シルバーより余韻は長く複雑な印象です。
ただ、インパクトのある香りがないので印象が薄い、、、時間が経つと忘れてしまいそうになると思いました。
次にハイボール

さて続けてハイボールで頂いてみます。前回のオールドパーシルバーはハイボールで美味しく頂けましたので期待が膨らみます。
今回はウイスキーと炭酸を1:3.5 で頂いてみます。
炭酸による香りの立ち上がりはあまりありません。
口に近づけてみると柑橘系の香りと甘い香りが微かに感じますが、かなりあっさりとした印象 です。

グビっと頂いてみると、非常に飲みやすいですが、パンチがありません。
ストレートでもアルコールの刺激が薄く、香りも控えめでしたので、できればウイスキーと炭酸を1:3にしたほうが良かったです。
良い点としては食中酒としては香りが控えめなので和食に良く合います。 お吸い物などと一緒に頂いても邪魔はしないと思いますので、毎晩の食中酒としてはかなり万能なウイスキーだと思います。
最後にロックで

最後はいつものロックで頂いてみます。
最初は柑橘系の香りと微かなスモーキーさとビターな味わいがあります。
加水が進むとフルーティーな甘みが強まります。むしろ加水が進んでいくほうが フローラルな香りと蜂蜜のような甘さが増して余韻も深い印象です。

とりあえず、ボトルは斜めに立ててパシャリ。
ロックでも調和のとれたやさしい香りと口当たりが感じられ、加水が進むことでより甘みが増していきますので、ゆっくりとした夜を愉しむのであればお薦めです。
まとめ
12年物の「オールドパー12年(OldParr 12Years)」ですが、価格は3,600円ぐらいで購入できますのでシルバーとそこまで大きな差がありません。
12年だとラベルもゴールドで高級感があり、瓶もお洒落ですから贈答品にも喜ばれるウイスキー だと思います。
まとめとして「オールドパー12年」ですが、個人的な飲み方としては以下をお勧めします。
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第一位:水割り(1:2) 第二位:ロック 第三位:ハーフロック(1:2)
このウイスキーは和食に良く合うと思います。
ハイボールでゴクゴク飲むようなウイスキーではありません。
香りは抑え目ですがフローラルな香りと蜂蜜のような甘さがありますので食事の邪魔をしないため、できれば食中酒として水割りかハーフロックをお勧めします。
ただ、価格を考えると同じように水割りで頂くならニッカウイスキーのスーパーニッカ も捨てがたい。
ちょっと贅沢な晩御飯には是非、オールドパー12年を。
簡単ですが、私の独断と偏見での評価を入れています。ご参考までに。(5段階)
香り
ボディ
コスパ
お勧め
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