好きか嫌いか?好みが分かれるウイスキー「ラフロイグ10年(LAPHROAIG 10Years)」
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whiskydiary
2020年3月21日(土)。3月20日から3連休の中日。先日は仕事の資料作りで時間がありませんでしたが、本日は朝からお昼まで時間があったので、パソコンに向かってブログ作成を開始しました。(まあ、終わったのは日をまたいで3月22日になってますが、、、)
しかし、依然、ブログの作成率が悪く、週1本製作には追い付けてないです。。。
やっぱり文書能力の無さが響きますね。ここ最近、パソコンに向かってもまったく手が動かない。書くのが苦手、そして、ネタが思いつかない。
と、愚痴を言っても仕方ないので、ここ最近飲んでいるウイスキーを続けてご紹介したいと思います。
今回はアイラウイスキーの「ラフロイグ10年」 をご紹介します。ラフロイグはBarでも頂いたことがなく、今回、自宅用で初めて購入して飲んでみました。予想通りのピート香の強いアイラウイスキー でしたので、早速、ご紹介したいと思います。
「ラフロイグ」について

薬品を想わせるヨード様の独特な香り に、 味わいはオイリーで濃厚、そして塩っぽくてドライな後味といった強烈な個性があり、昔から「好きになるか、嫌いになるか」といい意味で個性的なウイスキー。
1994年にチャールズ皇太子より、イギリス王室御用達許可証を得ており、モルト蒸溜所としては初めて王室御用達の認定を受けた由緒正しきウイスキーなのです。
ラフロイグ蒸留所(Laphroaig Distillery)
「ラフロイグ蒸留所」はアイラ島の南、「アードベック蒸留所」や「ラガブーリン蒸留所」にほど近く、アイラ島での蒸留所巡りなどは3件続けて回れそうな位置にあります(行ったことないのでグーグルマップでで見た知識ですが)。
現在、蒸留所はサントリーホールディングスの子会社であるビームサントリーが保有 していますので日本国内の販売はサントリーが行っています。なので、お酒の量販店やデパートなど色々なところで取り扱われており、手に入りやすい銘柄だと思います。
いまでは数少なくなった蒸溜所でおこなう古典的なフロアモルティングをおこなっている蒸留所 で、職人が8時間おきにすき返して発芽を促しているそうです。
この強烈な印象が「好きか嫌いか?」一瞬で好みが分かれる一つの要因だと思います。
「ラフロイグ」の種類について
サントリーのHPでは、「ラフロイグ10年」と「ラフロイグセレクト」の2種類が販売されています。
比較的手に入りやすい銘柄として下記に記載しています。
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ラフロイグ10年 ラフロイグセレクト ラフロイグクォーターカスク ラフロイグPXペドロヒメネスカスク ラフロイグQAカスク
他にも18年や30年、トリプルウッドという3つの樽で熟成した商品もあります。
ラフロイグの特徴を知るのであれば、まずは10年がお勧めです。まあ、匂いは強烈ですが、スモーキーな香りになれた方であれば好きな香りだと思います。



気になる価格ですが、750ml/43%で¥5,600(税別)が定価ですが、4,000~4,500円 ぐらいで手に入ると思います。私はAmazonで4,200円で購入しました。
まずはストレートで

それでは早速、頂いてみます。
ちなみに開栓の瞬間から、、、

娘1(勉強しません!)
うわぁ~、くさぁ~
ごめんなさい。でも美味しいのよ。
既読0:30

娘1(勉強しません!)
でも変なニオイしない?
まあ、普通の人には変なニオイかも?
既読0:30

娘1(勉強しません!)
うわぁ、臭い。。。これやばくない
慣れるとこの香りが癖になるんだけどね。ごめんね飯時に。。。
既読0:30
娘曰く、以前嗅いだ「カネマラオリジナル」を軽く超えるニオイだそうです。
まあ、そうなりますよね。
娘1はとにかく臭いといいますが、奥様曰く、正露丸という表現が一番分かり易い そうです。

気を取り直して早速頂いてみます。
まずは色ですが、濃い金色というか濃い黄色 という感じでしょうか。琥珀色までの濃さはありません。
香りはまさに正露丸。ヨード香を中心ピート香、そしてモルト由来の少しだけ甘くて柔らかなバニラが漂います。
ボウモアなどはどちらかというとスモーキーという表現が合いますが、ラフロイグはまさにヨード香、もしくは薬品という表現もされていますが、確かに病院のような、化学薬品のような香りが感じられます。
グラスに注がれたラフロイグを口に含んでみましょう。
口に含んだ瞬間から鼻にぬけるまで驚くほどスモーキーで強烈な香りが襲い掛かってきます。ただし、ユード香よりもスモーキーな香りが強い印象です。
最初はオイリーな印象ですが、煙たさの奥に甘いバニラやフルーティでとても甘い香り が潜んでいることに気づきます。スモーキーな香りが強い分、バニラやフルティーな甘さをとても感じます。これがアイラウイスキーの魅力なんだと気づく瞬間なんだと思います。
余韻も長く、甘さの後に磯の香というか塩っけが残り、複雑な印象ですね。
最初の香りにびっくりしますが、口に含むと違った表情を見ることができます。
次にハイボール

次にお待ちかねのハイボールです。
サントリーのHPでも「すっきりとした爽快感を味わいたいときはハイボール(ラフロイグ&ソーダ)がおすすめ」 との記載があります。
ラフロイグ1対ソーダ3~4の割合がお勧めとのことですが、今回は濃いめのウイスキーと炭酸を1:3 で割ってみました。


ハイボールにすると正露丸が影を潜め、強烈なスモーキーさが表にでてきます。そしてバニラの香りも続きラフロイグの複雑な香りが愉しめてこれはお勧めです!
ストレートだと重厚なイメージですが、炭酸で割ると軽快で豊かに香る磯の香りを感じさせるハイボールに様変わりします。
口に含むとスモーキーさと磯の香、ちょっとした塩っけがあり、そのあとにバニラの香りとフルティーな甘さが続きます。
これ、、、ハイボールが一番飲みやすくてうまくね?って思えるほどハイボールがイケてます!
以外にライムかレモンをほんの少し絞ってやる と、もっと香り豊かで飲みやすいハイボールになるかもしれません。誰か試してみてください(笑い)
最後にロックで

ロックにするとオイリーな感じと塩っけのドライな一面が現れ、ピート臭や海の香りと共に強烈なアイラモルトの個性を感じることができます。
アルコールの刺激は若干ありますが、加水が進んでいくとアルコールのピリリとした感じは薄れていき、バニラやバナナのようなフルティーな甘さも出てきます。
正露丸のような強烈な香りからスモーキーな香り、そしてバニラのような甘い香りへの変化を愉しむのであればロックが面白いと思います。
まとめ
「ラフロイグ10年」ですが、ボウモアやブリックラディなどの後に飲んでみるウイスキーだと思います。強烈なヨード香を纏うこのウイスキーを最初に頂くと、多分、嫌いになりそうな気がします。
ジャパニーズだとニッカウヰスキーで例えるならば、まずは宮城峡 → ブラックニッカディープブレンド → 余市みたいに徐々にスモーキな香りに慣れていく のが無難な気がしています。
まとめとして「ラフロイグ10年」ですが、個人的な飲み方としては以下をお勧めします。
Comment
第一位:ハイボール(1:3) 第二位:ロック 第三位:ストレート
私はハイボールがお勧めですね。食中酒として優秀 で、お魚系でもOKですし、お肉系でも大丈夫です。スパイシーなウインナーとかも良く合うと思います。
簡単ですが、私の独断と偏見での評価を入れています。ご参考までに。(5段階)
香り
ボディ
コスパ
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